2014年03月16日

動物を虐待する心理

私の友人に一人、動物好き(特に猫好き)の女性がいる。彼女は動物虐待に反対しており、インターネット上で様々な動物虐待の情報を仕入れては、腹を立てている。彼女は動物虐待の反対運動というものは特にしていないが、そういう行為をする人たちが信じられないといった様子である。彼女を見ていて、私自身はこれまで動物虐待にはほとんど興味はなかったのだが、「動物を虐待する心理」に興味を抱くようになった。

記事「最近猫好きに好みが変わった」でも書いたが、私はつい先日から猫が好きになった。私が猫好きになったのも、その女性の影響が少しはあったのかもしれないと思っている。

実を言うと、私が猫が好きになる以前は、動物になど全く興味がなかった。私は実家で一度だけ犬を飼っていたことがあるが、その犬は私が小さい頃に死に、それ以降はほとんど動物との触れ合いというものはなかった。このような環境だったから、動物の良さがよくわからなかったのだと思う。一方で冒頭の女性は、生まれ育った時から家に猫がいなかった時期がないそうだ。今も自宅で2匹の猫を飼っており、一緒に暮らしている。そうした家庭環境が、その人の個性、動物が好きか嫌いか、または興味がないかに影響を与えている可能性も高い。

かくして私は猫好きに変わったわけだが、猫は虐待される可能性が高い動物である。犬も虐待されることがしばしばあるが、犬種によっては大きいものがあるため、猫の方が虐待の対象になりやすい。こちらのページでは、専業主婦である女性が、「猫への虐待が止められない」という理由で自分が怖くなり、カウンセラーへの相談を持ち掛けている。カウンセラーのアドバイスでは、「世の中には、自分の劣等感を自分より弱い立場の動物等を虐待することで、征服感を得る人がいる。この原因は、成育期に虐待が身近な環境で育ったことが考えられる。」と回答されている。

確かに、このケースではカウンセラーの洞察は的確であり、心理学的にも的を射ているものだと思う。しかし、私は他にも動物を虐待する心理的要因として「良心の欠如」を挙げたい。例えば、動物虐待に関する情報を収集すると、多くの場合、動物虐待を行なうのは男性か未成年の男児で、面白半分に虐待が行なわれているのが実態のようである。こちらのブログ(※閲覧注意)では、猫を虐待している動画を収集しているようだ。(猫が好きな人は見ないでほしい。)そもそも、このブログ自体のレベルが非常に低く、不適切なサイトである。

このように、男性や未成年の男児が遊び目的で行なう虐待は、子どもがクラスメートをいじめるのと同じように、それを(集団で)やると楽しいからといった理由で行なわれているように思える。子どもがクラスメートをいじめる理由は、自分がやられた時の痛みがわからず、ただ単に楽しいからである。人は大人になるにつれて、いじめは行わなくなるが、これは成長するにつれていろいろな経験を積み、良心が育ってくるからである。普通は自分がされたくないことは、人にもしたくない。従って、動物虐待を行なう人々は、彼らどんなにひどいことを動物に対して行なっているかを、自分自身が認識しなければならない。

あともう一つ、動物虐待に反対するのは良いことだ。しかし、途中で述べたように、世の中には自分より弱い立場の動物等を虐待することで征服感を得る人々がいる。これは犯罪ではあるが、ある意味、趣味嗜好の問題であって、こういう嗜好を持つ集団が一定数存在する以上、彼らに虐待を止めさせるのは難しい。

私は、動物虐待の事実を知っても、何も感じない。理由は、私自身の考え方として、動物を人間と同等に考えることはできないからである。それに、嫌いなものが存在するからといって、それにわざわざ腹を立てるのは、自らストレス溜めるようなものである。

この世界は、私たちが好きなことばかりではない。あなたの人生の目的が、嫌いなものを叩き潰し、世の中を良くすることなら止めないが、一番良いのは嫌いなものから目を背けることだと私は思う。

(参考)
人間は愚かで馬鹿な生き物だ
動物虐待してしまった | 心理カウンセラー.COM
なぜヒトは動物を虐待するのか
猫ちゃんの虐待反対!


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posted by 良源 at 00:00| 精神疾患 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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