2015年08月27日

最高の音楽と映像さえあれば

私は、暇な時というのは大体YouTubeを見ている。本来、やるべきことがたくさんあるので、暇な時というのはあるべきではないのだが、とにかくそうしている。最近、思ったことは、人は最高の映像と音楽さえあればそれだけでけっこう足りるものだということである。

下の動画、デューク・デュモン「I Got U」のPVでは、雨の日に家でリラックスしている男性が、宅配便で届いたウェアラブルデバイスを使って疑似的に世界中を旅行するというストーリーになっている。

【動画に出てくるウェアラブルデバイス】
I Got U_01.jpg

このデバイスを使うと、まるで自分が世界の別の場所にいるかのような体験できる。これは、ある意味陳腐化したアイデアではあるが、現代の技術を持ってしても未だに実現していないものである。彼はこのデバイスを使い、下のようなクルーズ船に乗ったりと様々な旅行を楽しむわけである。そこに登場する人物もリアルに会話したり、コミュニケーションすることが可能のように見える。

【ウェアラブルデバイスを使用した旅行】
I Got U_02.jpg

手っ取り早いのは動画を視聴してもらうことだが、ここまで見たところで、動画と現実のリアルな体験ではどう違うのか考えてみてほしい。

私は、映画や動画をよく見る。いつも感じていることは、映画や動画では、本当に旅行するほどのリアルな体験はできないが、そこで起きていることにまずまず近い体験はすることができる。上の動画で使用されているようなウェアラブルデバイスは、それが本当に仮想的な空間を体験できれば素晴らしいが、私はそこまでもしなくてもいいかという気がしている。

映画や動画は、一方通行である。そして、そこに五感をフルに活用したコミュニケーションはない。そこが、実際の体験と違うところだ。しかし、それが一方通行でなくなったらどうだろうか。この動画のように、仮想的な空間の中でコミュニケーションが発生し、現実の生活と変わらない体験ができるとしたら。それはとても面白いことだが、きっと扱いづらいものになるだろう。Facebookオンラインゲームの世界では、事実、現実世界に近すぎるため、長時間使用すると実際の生活と同じように疲れるということが起こっている。

今、ウェアラブルデバイスの実用化はまだ始まったばかりである。きっとこの体験デバイスが完成するのに、あと100年はかかるだろう。人の五感や認知能力を完全に仮想空間に移動し、コントロールするということは、技術的には非常に難しいことだ。また、その中で登場する人工知能が完成するのもまだ先のことだろう。これに近いものは遠くない未来に出てくる可能性はあるが、この動画通りの内容が実現するのは、私たちが生きている間には難しい気がする。

もしこんなに簡単に旅行できるとしたら素晴らしいことである。しかし、このようなデバイスで頻繁に旅行するというのもすごく神経がすり減ることだろう。何よりも、今の映画や動画のように、最高の映像と音楽さえあれば十分足りることだと思う。

(YouTube) Duke Dumont - I Got U (Official video) ft. Jax Jones
(Wikipedia) ウェアラブルコンピュータ


応援よろしくお願いします。




ラベル:記事一覧
posted by 良源 at 00:00| 映画・TV・音楽・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。