2015年10月24日

月経前症候群(PMS)とホルモンについて

私は男なのであまり気にしたことがなかったが、女性には月経の周期とともに身体や精神に影響を及ぼす月経前症候群(PMS)という疾患がある。この疾患は女性にはごく一般的なものだが、人によっては月経の1〜2週間前から下記の症状のいくつが強く出る場合があり、注意が必要だという。

【月経前症候群(PMS)の症状(一部)】
・頭痛、肩こり
・イライラする
・胸が痛む・張る
・便秘、下痢
・不眠、過眠

こうした症状について、私はおぼろげながら知ってはいたが、男の私には直接関係がなく、これに対する対処法を積極的に論じるのもどうかと思ったので、これまでの記事で扱ったことはなかった。ただ、女性の場合は、こうした月経前症候群(PMS)で現れる身体症状以外にも、体内に存在するホルモンの構成上、一か月に何度も精神的な変化が現れる傾向があると知り、少し興味を持ったのである。

女性が生理前にイライラするというのはよく聞く話である。女性が生理前にこのような精神症状を表すのは、ホルモンと呼ばれる体内物質の働きが影響している。面白いことに、女性は男性と異なり、一か月で4回性格が変わると言われる。それは、女性の精神に影響する4つのホルモンのせいなのである。

【女性の精神に影響するホルモン】
・エストロゲン
・プロゲステロン
・オキシトシン
・テストステロン

女性の体内では、生理が始まるまでの約4週間の間にこれらのホルモンが別々に分泌量を変え、精神に影響するため、突然イライラしたり、悲しくなったりと次々と性格が変わったように見えるらしい。

男性の場合は、これらの4つのホルモンのうち、テストステロンしか分泌されない。しかも、女性のように分泌量が増減しないため、安定した精神状態を保つことができる。そのため、なかなか女性のような難しい心を理解できず、女性のことを「面倒くさい」「性格がコロコロ変わる」と思う原因になっているようだ。(これは残念だが、事実なので仕方がない。)

このように、男性と女性が関わる際には、女性に対する理解を深めることが必要である。基本的に、現在の日本ではこのような性教育が徹底されておらず、女性のホルモンバランスのことを理解できていない男性が多いと思われる。そうなると、女性の身体に対して無知な男性が、女性のことを理解できず、妙な偏見にもつながりかねない。男女がよりスムーズに社会で共生するため、このような性の違いを学べるような取り組みが必要だろう。

(参考)
女社会はなぜ陰湿なのか
女性ホルモンについて


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2015年09月15日

輸血のリスク・危険性

いつだったか、知り合いの看護士からこんな話を聞いた。

ある時、その看護士が勤務する病院の医師が、院内で胃カメラを受けたところ、処置を誤って大量出血してしまったそうだ。今どき胃カメラで大量出血するものなのかどうか知らないが、とにかくそうなった。その時、あまりにも出血がひどかったため、輸血が必要な状態になってしまったという。すると、その医師は自分が輸血される前に周囲にこう言ったのである。

「俺に輸血は絶対にするな!」

その後、彼が実際に輸血を受けたかどうかは知らない。しかし、知り合いの看護士曰く、彼は輸血が非常に危険だということをよく理解していたため、そのように言ったのだという。私のような素人からすれば、輸血が必要な時にそれをしないということは、その生命さえも危険な状態に晒されるというイメージがある。にもかかわらず、彼がそのように言ったというのだから、よほどのことである。ちなみに、私はこの話を直接聞いたので、嘘ではないと思う。

私自身は、輸血を受けたことがない。周囲に輸血を受けたことのある人もいない。そういう人の話も聞いたことがなく、輸血に際して家族や本人がそのリスクについてちゃんと説明を受けられるのかも知らない。私がここで書いていることは、もしかしたら常識的なことなのかもしれない。

調べてみると、輸血の安全性は一昔前に比べれば格段に上がっているが、今もリスクがあることには変わらないという。例えば、輸血には次のようなリスクを伴う。

【輸血のリスク】
・エイズ、B型肝炎、C型肝炎などの感染症に感染する。
・身体の持つ免疫反応に伴う重篤な副作用が現れる。

ほんの数年前まで、輸血によりC型肝炎などの感染症に感染したことがニュースとなっていたのは記憶に新しい。現在、輸血に使用される血液血液製剤は、献血時にこのような感染症については検査してあるとのことだが、些細なことから医療事故が再発する可能性がないとも言い切れない。

また、現在ではABO型Rh式の型を合わせて輸血が行なわれるのが一般的だが、それでも輸血後に重篤な副作用が起こることはあるという。例えば、輸血で最もよく見られる副作用としては、発熱アレルギー反応などの軽微なものだが、まれに重度のアレルギー反応からショック(低血圧)を起こし、死に至ることがあるらしい。これらは無視できない危険性である。

現在は、予定の手術では、このような重大な副作用を防ぐため、自分の血液を前もって採血し保存しておく自己血輸血を行うこともある。しかし、急病やけがの時には献血で集められた血液を使わざるを得ない。そのため、輸血に関するリスクはなかなかゼロにできないというのが実情である。

私の意見を言えば、輸血が必要になる場面というのは、ある程度やむを得ない事故に遭遇している時だと思う。そのような時に自分の生命を守るには、専門家の意見に頼るしかない。今日、輸血のことを調べてみて部分的にはその危険性が理解できたが、実際に輸血が必要な場面では、自分は全くの無力であるように感じた。

(参考)
輸血の副作用について教えてください。
輸血の注意点と副作用
輸血の危険性


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2015年08月30日

梅雨明け直後の熱中症

先日、7月末くらいのことだったと思うが、熱中症と思われる症状にかかった。その日、私は梅雨明け直後の時期に外出し、小さな丘の頂上にある神社に参拝したのだった。その日は雲一つない青空で、おそらく気温も湿度もかなり高かったと思う。丘の頂上にある神社に参拝するために午前9時頃から坂を登り始め、麓に戻ってくるまでに1時間半程度かかった。(それがどこの神社かは記述しない。)

実は、私は普段運動などしていないが、体力的に困ったことはない。同僚と一緒に京都を一日観光した時も、同僚が歩き疲れているのに対し、私はあまり疲れなかった。また、私のように都心に住んでいる人間にとっては、毎日の地下鉄での階段の昇り降りや、出張先まで多少距離があっても歩くなどしているため、長距離を歩くのには慣れている。そういう経緯があり、少しばかりの丘へ登るなど大丈夫だろうと高を括っていた。

丘へ登る途中、暑さと急な傾斜でかなり体力を消耗したが、40〜50分くらいかけて丘の頂上まで一気に登った。湿度も高かったため、かなり汗をかいたが、それほど積極的には水分を摂取しなかった。もしかしたらそれがいけなかったのかもしれない。頂上での参拝を済ませ、帰路に就こうとしたとき、自分の体調がおかしいのに気付いた。日陰で少し休んでも一向に体力が回復しないのである。

その日は次に行きたいところもあり、丘の頂上にゆっくり休む場所もなかったため、丘からすぐに下りることにした。すると、今度は下りてくる階段の途中で息が上がるだけでなく、足が軽く痙攣し始めた。この時、私は少し変には思ったが、「まぁ疲れるとこのようなこともあるかもしれない」くらいにしか思わなかった。ともかく、何とか丘の麓まで戻ってきて、自分が非常に疲れているということだけは認識したため、近くのレストランで休むことにした。次の場所に行くにも、そのような状態ではしっかり歩くことすらままならない。

私は、麓のレストランで1時間ほど休んだのだが、なかなか汗が止まらなかった。そして、体力も思ったほど回復しない。その時初めて、私は自分が熱中症になったのではないかと気付いた。丘から下りる時に足が軽く痙攣したのもそのせいだったのだろう。その時点でもう動き回る気力はなくなっていたが、まだ私は帰ろうかどうか迷っていた。その日特に用事はないが、次にも行きたい場所がまだあったからである。

ともかく私は、次の場所に向かって地下鉄にだけは乗ることにした。すると、しばらくして今度は急にお腹が痛くなってきた。この時点で、12時くらいになっていたと思う。熱中症の原因となった丘からは既に離れていたが、少し体力が回復した時点で謎の腹痛に襲われたのである。私は普段から過敏性腸症候群(IBS)を患っており、お腹が弱い体質だが、前日には特に悪そうなものも食べていない。そのため、なぜ急激に腹痛に襲われたのか不思議に思った。ともかく、私は近くの駅で途中下車し、駅のトイレで30分以上も下痢と格闘することになったのである。

もうその時点で私は外を動き回る気力が完全に失せており、すぐに自宅に帰るしかないと感じていた。そして、やむを得ずそのまま自宅へ帰ったのである。帰ってからは、水分を十分に取り、冷房の効いた部屋でゆっくりと休み、体力を回復させた。

調べてみると、7月の梅雨明けすぐは、まだ身体が暑さに十分慣れていないため、熱中症にかかる人が多い時期だという。これは、まだニュースなどで熱中症の情報が出始めたばかりの時期のため、気分的に油断しているということもあると思う。また、意外に知られていないことだが、熱中症が酷くなると急に腹痛下痢を起こすことがあるらしい。

この仕組みが実は非常に面白く、熱中症の初期症状である喉の渇きを潤そうと大量の水分を一気に摂取すると、身体の中の塩分ミネラルの濃度が薄くなってしまう。そうすると、身体は体内の塩分やミネラルの濃度を少しでも濃くしようと、下痢として水分をさらに排出しようとするらしい。これが、熱中症後に起きる腹痛・下痢のメカニズムだということである。この仕組みは、私が丘のレストランで水分を多めに取った後、地下鉄の乗車中に腹痛が起こったのと時間的には合致している。

このように、暑さが本格化し始めた7月は熱中症には特に気を付けなければならないらしい。熱中症による腹痛・下痢はそれほど多くの人には起こらないことかもしれない。しかし、私のようにお腹が弱い人間は、こういう時に身体の弱い部分に症状が出やすいので注意が必要である。このような自分だけにわかる身体のサインが、体調悪化に気付くチャンスとなることもある。

おそらく、この記事を公開する頃には8月に入っているため、熱中症はあまり問題にならないはずである。もちろん、8月下旬でもまだ暑さは非常に厳しいはずだが、熱中症のニュースがメディアで頻繁に流れているため、より多くの人が熱中症に気を付けるようになる。

今日の記事は、ほんの1時間程度の活動でも熱中症になることがあるということと、熱中症で腹痛・下痢の症状が現れることがあるという点で、よい情報源になるだろう。

(参考) 夏に下痢や腹痛になる症状は熱中症対策が原因!正しい治し方は


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